KTF(旧)

オーストラリア生まれの Keep The Faith (※引退)など、海外で走るサンデーサイレンス産駒の情報を記録していました。

はてなブログ移行

はてなダイアリーのサービス終了連絡を受けて記事のみ移行させました。 レイアウト等は標準設定のままです。余裕ができたら調整したいし、また何かしら記事を書きたいですが、時期は未定です。

Keep the Faithのレコードタイムについて

コメント欄が長くなっているので、新規投稿の形でお返事させていただきます。 Keep the Faithが芝6ハロンの北米レコードを樹立した、2005年7月24日ベルモントパーク競馬場の7レースについて: 1. 斤量は120ポンド(約54.4kg)、2着との差は2馬身1/2だったよ…

2016年・世界のG1勝ち馬の系統別分類

2016年のパート1国および香港・ウルグアイの国際G1について、勝ち馬の父系別勝利数をまとめました。 ※対象は458レースだが、スピナウェイSの1着同着があるため合計459勝となっている 前年の2015年分は以前ツイッターに上げていました(こちら)。大体の傾向…

2016年の種付け頭数集計(英・愛)

イギリス・アイルランド供用種牡馬の今年の種付け頭数について、Blacktype-pedigree.comというサイトで解説がされていました。 Stud Season in England and Ireland – One Tenth of All Mares Covered by Galileo’s Sons種付け頭数上位の顔ぶれを紹介しつつ…

種付け頭数をウイニングポストの血統支配率風に表す(北米編・仮)

今更感が拭えませんが、やるやると言っていた北米編の集計結果を公開します。ソースはThe Jockey Clubのサイトで公開されているReport of Mares Bred(2015年)です。「仮」としたのは、対象の種牡馬1,449頭のうち、種付け頭数が10頭を超えている670頭分しか…

2016年前半・世界のG1勝ち馬の系統別分類

個人的に昨年から、各国のG1勝ち馬の血統をメモしています。2016年もちょうど半年が過ぎたので、どんなものかと集計してみました。 対象はパート1国および香港・ウルグアイの国際G1で、1〜6月で合計211レースとなります。 【父系別勝利数】 見づらいかもしれ…

Silent Nameの後継種牡馬 - Caipora (URU)

有名ブログ「父系馬鹿」さんのサンデーサイレンス系の記事を見ていたら、Silent Nameの産駒で2009年生まれのCaiporaなる種牡馬がいるようです。調べてみたらウルグアイ産馬で、2013年からウルグアイで種牡馬になっている模様。 母が米国産なのでおそらく持込…

種付け頭数をウイニングポストの血統支配率風に表す(豪州編・後)

オーストラリア編の後半では、マイナー父系の注目種牡馬を一気に取り上げていきます。(馬名のリンクはPedigree Queryによる血統表) - <ハイペリオン系> 父系としては衰退著しく、このオセアニアが最後の砦というべき状況。Star KingdomとForliの2系統が…

種付け頭数をウイニングポストの血統支配率風に表す(豪州編・前)

前回の英・愛編から3ヶ月経ってしまいましたが、ようやくオーストラリア編ができたので公開します。 【集計方法】 Australian Stud Book(http://www.studbook.org.au/)の「Stallions standing in Australia」で参照できる、2014年の供用種牡馬一覧から1頭…

サラ系の子孫は滅亡寸前 (3) ミラ系

全3回の突発企画、最後を飾るのは真打のミラ系。「サラ系」の象徴ともいうべき一族です。 【ミラ】 1895年生まれ、オーストラリアから輸入。自身も横浜ダービーやジャパンセントレジャーといった当時の大レースを制した一級の競走馬だったが、産駒の第二ミラ…

サラ系の子孫は滅亡寸前 (2) バイカ系

【バイカ】1903年生まれ(1904年とも)。血統だけでなく産国も不明のようでその出自は謎に包まれています。 (2017/2/5訂正:『サラブレッド系種血統書』第一巻によればやはり豪州産のようです) 産駒の第三シヤエロツクが帝室御賞典を制し、そこから血脈を…

サラ系の子孫は滅亡寸前 (1) バウアーストツク系

オーストラリア供用種牡馬の血統を少しずつ調べてますが、同じ作業の繰り返しはどうしても飽きてしまうので、気分転換に牝系について調べていました。 興味を引いたのは、ファミリーナンバーの振られていない、所謂「サラ系」のライン。 Wikipediaの「サラブ…

種付け頭数をウイニングポストの血統支配率風に表す(英・愛編)

先日の日本国内編に続き、イギリス&アイルランド編をやってみました。 ソースはWeatherbys Stallion Bookの「ANALYSIS OF 2015 RETURN OF MARES」(http://www.stallionbook.co.uk/pages/index.htmlの左下バナーから閲覧可能)。種付け頭数は「2015 Coverin…

種付け頭数をウイニングポストの血統支配率風に表わしてみた

タイトルの通り。マイナー父系の淘汰がどのくらい進んでいるか確かめたくてやってみた。・「2015年の種付情報の公開と各種雄馬の種付頭数」(http://www.jairs.jp/contents/archives/2015/56.html)に基づいて集計 ・「主な種牡馬」には系統内で最も種付け頭…

サンデーサイレンス産駒がカタール/バーレーンで走っていた(追記)

何年も前の話で、大体の人は「ふーん」で終わりでしょうが、自分にとっては大きな発見だったので書いておきます。Sun Kissed (JPN) (牡、2002年生、父サンデーサイレンス・母フライングキッス)が2006年〜2008年にかけてカタールで出走し、3勝を挙げていま…

To マックイーン様

1年前のコメントに今更気付き大変申し訳なく思います。 「海外のサンデーサイレンス産駒」(海外調教馬が対象)ですが、ローカルに残っていた元ファイルの表を貼り付けておきます。 タイムスタンプは2006/7/17となっていて、それ以後は更新をしていません。 …

ご報告

海外SS産駒の出走情報ですが、長い間まとめるのを休止しており、また活躍馬の少ない現状、1走ごとの成績を逐一載せていく意義もあまりないと感じるので、今後再開する可能性は高くないと思います。とりあえず、各地の産駒の戦績を調べる手段を提示しておきま…

放置してすみません

月一回の出走情報まとめすらできないのが現状です。 状況が変われば、再開するつもりはありますが、難しいかもしれません。

Sunday Symphonyが久々の勝利

先月1年ぶりに出走して2着になったSunday Symphonyですが、その後9月8日にヨークのClass 2に出走して5馬身差で勝ちました。2歳時以来の勝利です。 デビュー戦でのちのダービー馬Motivatorの2着だった*1期待馬が、ようやく軌道に乗った・・・かもしれません。…

海外SS産駒の成績 2006/08

Great Britain - Dubai Sunday (JPN)8/5 Lingfield ; Class 6 Handicap 4着/13頭 8/10 Yarmouth ; Class 6 Handicap 5着/12頭 8/18 Newmarket ; Class 2 Conditions 5着/5頭 8/28 Huntingdon ; Class 4 Beginners' Chase 3着/5頭 Sunday Symphony (GB)8/26 C…

ラフォン・パリアス厩舎

ディープインパクトの受け入れ先だそうですが、過去にサンデーサイレンス産駒を管理していたことがあるんですよね。 Gatewick (IRE) 2000 Sunday Silence - Greek Air, by Ela-Mana-Mou ステークスで3回入着しているので、それなりに実力はあったと思われま…

海外SS産駒の成績 2006/07

今更な感もありますが。 Great Britain - Alessandria (GB)7/8 Haydock : Lancashire Oaks (G2) 7着/8頭 Dubai Sunday (JPN)7/6 Yarmouth : Class 5 Handicap 11着/11頭 7/11 Southwell : Class 6 Handicap 7着/14頭 7/21 Newmarket : Class 5 Handicap 7着/…

海外SS産駒の成績 2006/06

今月の出走は少なめでした。 (ひととおりチェックはしていますが、抜けがあるかもしれません。) [Great Britain] ◇Alessandria (GB)6/22 Ascot : Ribblesdale Stakes (G2) 10着/11頭 ◇Dubai Sunday (JPN)6/24 Ascot : class 2 12着/13頭 ◇Faith and Reason…

海外SS産駒の成績 2006/05

Australia▽Primrose Lane (JPN) 5/17 Werribee : Open : 1着/11頭 5/27 Moonee Valley : Open : 8着/12頭France▽Wild Sunday (GB) 5/21 Longchamp : Prix du Vert Galant : 3着/4頭Great Britain▽Sunday City (JPN) 5/9 Kelso : cl3 Hurdle : 5着/8頭 5/20 B…

海外SS産駒の成績 2006/04

▽AustraliaPrimrose Lane (JPN) 4/6 Ballarat - Class 3 : 1着/9頭 4/19 Sandown - Class 6 : 3着/10頭Goldtown (AUS) 4/8 Rosehill - Tulloch Stakes (G2) : 3着/13頭 4/15 Randwick - AJC Australian Derby (G1) : 13着/13頭Pure Silence (AUS) 4/15 Caulf…

クリップ:Silent Name

Patience Pays as Silent Name Wins Arcadia (bloodhorse.com)Silent Name strikes for first graded stakes score in Arcadia Handicap (Thoroughbred Times)Bejarano wins six races in a day (Daily Racing Form) 「2、3戦使ってBCマイルへ」と調教師は言…

海外SS産駒の成績 2006/03

ハーツクライとハットトリックは除いてあります。Australia▽Goldtown (AUS) 3/5 Gosford / Class 2 : 1着/7頭 3/22 Newcastle / Class 2 : 2着/15頭 ▽Primrose Lane (JPN) 3/19 Cranbourne / Class 2 : 3着/11頭 ▽Pure Silence (AUS) 3/22 Sandown / Open : …

Keep The Faith オーストラリアで種牡馬入り

Keep The Faith goes to Collingrove (The Age) Keep The Faith finds new home at Collingrove (Thoroughbred News)ヴィクトリア州のCollingrove Studというところが購入して今年のシーズンから供用するようです。種付け料は未発表。 まずは動向がわかって…

LaymanがG2ジェベル・ハッタに登録

3月2日のナドアルシバ開催はスーパーサーズデーということで、いくつもの重要なレースが組まれています。そのうちのひとつ、ドバイデューティフリーの前哨戦となるG2ジェベル・ハッタ(芝1777m)に、ゴドルフィンから離脱したLaymanの登録がありました。 現…

DarleyがSS産駒を逆輸入

日本軽種馬登録協会のデータベースによれば、2001年のセレクトセールで売却されて海外に輸出されていたCherubim (JPN) と Sculptress (JPN) の2頭が、繁殖牝馬として昨年11月に日本に戻ってきているようです。 輸入にともなってか正式なカナ馬名がつけられて…