KTF(旧)

オーストラリア生まれの Keep The Faith (※引退)など、海外で走るサンデーサイレンス産駒の情報を記録していました。

2016年・世界のG1勝ち馬の系統別分類

2016年のパート1国および香港・ウルグアイの国際G1について、勝ち馬の父系別勝利数をまとめました。

※対象は458レースだが、スピナウェイSの1着同着があるため合計459勝となっている


前年の2015年分は以前ツイッターに上げていました(こちら)。大体の傾向はほぼ同じですが、注目点を挙げるとすれば


 Galileo(21勝→38勝)↑ ⇔ Danehill(67勝→57勝)↓
 A.P. Indy(19勝→29勝)↑ ⇔ Mr. Prospector(102勝→89勝)↓


あたり。Galileoは直子のヨーロッパでの活躍は言うまでもないですが、他地域で孫世代のG1勝利が増えてきており(南米では前年の3勝から7勝に増加。それと日本でも)、世界的に勢力を拡大し始めています。A.P. Indy系はCalifornia ChromeやLord Nelsonなど、強豪が複数のG1勝ちを収めた影響もあって増加しています。


マイナー系統群は相変わらず寂しい状況。特にヘロド系はCirrus des Aiglesの引退でG1勝ちが途切れただけでなく、G2やG3でも勝ち馬がいたかな?というくらい存在感がなくなってきており(Linngariの産駒がフランスやブラジルの重賞でそこそこ走っていたはずですが)、深刻な事態になっています。


母系別の集計は作業が追いついてないので、また機会があれば投稿します。