KTF(旧)

オーストラリア生まれの Keep The Faith (※引退)など、海外で走るサンデーサイレンス産駒の情報を記録していました。

Keep The Faith : Profile

2000年9月4日、豪ニューサウスウェールズ州Gainsborough Studで生まれる。
母Duelling Girl(デュエリングガール)は米国産、英で1勝。引退後日本にやって来てサンデーサイレンスを種付けし、それからオーストラリアに渡って最初に産んだのがKeep The Faithである。
その半兄にはゴドルフィン所属馬として欧州のトップグループで活躍し、ジャパンカップにも参戦したFaithful Son(フェイスフルサン)がいるなど、血統背景も優秀。
参照:http://www.inglis.com.au/auctions/2002/eastery/pedigree/lot00148.htm

2002年4月、ウイリアム・イングリスのイースター・イヤリングセールに上場され、1,200,000豪州ドルという高値で落札される。購買者はゴドルフィンと同じダーレー・グループのJohn Ferguson Bloodstock。
セール結果:http://www.inglis.com.au/press/2002/pr020402.html

そのままダーレーの現地法人Darley Australiaの所有馬として、アデレード・リンゼイパークのトップトレーナーTony McEvoy調教師の下で管理され、1年後の2003年4月にアデレードチェルトナム競馬場でデビュー。

なおひとつ下の半妹(父フジキセキ)も2003年のイースター・イヤリングセールにおいて170,000豪州ドルで取引されている。落札したのはビッグレッドファーム岡田繁幸氏で、岡田氏は同セールでサンデーサイレンス×ファントムクリークの牡馬(競走名ヴリル)を1,700,000豪州ドルのトッププライスで購買したことで話題を集めた。

馬名(Keep The Faith)は、おじFaithful Sonのような活躍を期待して命名されたものと思われる。また、BON JOVIのヒット曲に同名のものがある。