2016-01-01から1年間の記事一覧
イギリス・アイルランド供用種牡馬の今年の種付け頭数について、Blacktype-pedigree.comというサイトで解説がされていました。 Stud Season in England and Ireland – One Tenth of All Mares Covered by Galileo’s Sons種付け頭数上位の顔ぶれを紹介しつつ…
今更感が拭えませんが、やるやると言っていた北米編の集計結果を公開します。ソースはThe Jockey Clubのサイトで公開されているReport of Mares Bred(2015年)です。「仮」としたのは、対象の種牡馬1,449頭のうち、種付け頭数が10頭を超えている670頭分しか…
個人的に昨年から、各国のG1勝ち馬の血統をメモしています。2016年もちょうど半年が過ぎたので、どんなものかと集計してみました。 対象はパート1国および香港・ウルグアイの国際G1で、1〜6月で合計211レースとなります。 【父系別勝利数】 見づらいかもしれ…
有名ブログ「父系馬鹿」さんのサンデーサイレンス系の記事を見ていたら、Silent Nameの産駒で2009年生まれのCaiporaなる種牡馬がいるようです。調べてみたらウルグアイ産馬で、2013年からウルグアイで種牡馬になっている模様。 母が米国産なのでおそらく持込…
オーストラリア編の後半では、マイナー父系の注目種牡馬を一気に取り上げていきます。(馬名のリンクはPedigree Queryによる血統表) - <ハイペリオン系> 父系としては衰退著しく、このオセアニアが最後の砦というべき状況。Star KingdomとForliの2系統が…
前回の英・愛編から3ヶ月経ってしまいましたが、ようやくオーストラリア編ができたので公開します。 【集計方法】 Australian Stud Book(http://www.studbook.org.au/)の「Stallions standing in Australia」で参照できる、2014年の供用種牡馬一覧から1頭…
全3回の突発企画、最後を飾るのは真打のミラ系。「サラ系」の象徴ともいうべき一族です。 【ミラ】 1895年生まれ、オーストラリアから輸入。自身も横浜ダービーやジャパンセントレジャーといった当時の大レースを制した一級の競走馬だったが、産駒の第二ミラ…
【バイカ】1903年生まれ(1904年とも)。血統だけでなく産国も不明のようでその出自は謎に包まれています。 (2017/2/5訂正:『サラブレッド系種血統書』第一巻によればやはり豪州産のようです) 産駒の第三シヤエロツクが帝室御賞典を制し、そこから血脈を…
オーストラリア供用種牡馬の血統を少しずつ調べてますが、同じ作業の繰り返しはどうしても飽きてしまうので、気分転換に牝系について調べていました。 興味を引いたのは、ファミリーナンバーの振られていない、所謂「サラ系」のライン。 Wikipediaの「サラブ…