KTF(旧)

オーストラリア生まれの Keep The Faith (※引退)など、海外で走るサンデーサイレンス産駒の情報を記録していました。

Silver Silence in Ireland

6月7日アイルランドのナースで行われたメイドン(未勝利戦、10ハロン)に日本生まれのサンデーサイレンス産駒、Silver Silence(シルバーサイレンス)が出走し、2着に2馬身半の差をつけて勝利した。4月4日のデビュー戦では10着と大敗していたが、2戦目で見事な変わり身を見せた格好だ。

Silver Silenceは2001年2月24日に白老ファームで生まれ、ヨーロッパへ渡ってマクトゥーム・アル・マクトゥーム殿下(マクトゥームファミリーの長兄)の所有馬となった。管理調教師はアイルランドのジム・ボルジャー氏。

祖母の兄弟に種牡馬トワイニングがいるのをはじめ、近親にはヤマニンパラダイスノーリーズンなどのG1馬が名を連ねるなかなかの血統馬である。ちなみに母のアイランドオブシルバーも2001年のうちにアイルランドへ渡っていたようで、翌2002年にかの地で再びサンデーサイレンスの子を出産している。今年2歳になるその牡馬はQuiet Isleと名付けられ、フランスの名調教師アンドレ・ファーブルによる管理のもと、デビューに備えている模様だ。2005年の英ダービーの1次登録馬の中にも名前がある。