KTF(旧)

オーストラリア生まれの Keep The Faith (※引退)など、海外で走るサンデーサイレンス産駒の情報を記録していました。

Place & Win

このダイアリーの元来の目的であるKeep The Faith号の動向記録は最近まったくなされていないが、代わりに海外で走るほかのサンデーサイレンス産駒の情報を、拙いながらも書き連ねているということでご容赦を願いたい。

さて、27日フランスのロンシャンでG3ポルトマヨ賞に鞍上ペリエで出走したSunday Doubt(サンデーダウト)は、なんと同馬主の馬とのカップリングながら1番人気に推された。結局勝ったのはそのカップリングの相手だったCharming Groomなのだが、Sunday Doubtも差のない3着と好走してみせた。出走中、唯一の3歳馬だったのだから大健闘と言って良いであろう。近い将来、グループレースの1つや2つならば簡単に手が届きそうである。いや、願わくばそうなってもらいたい。

29日にはイギリスのブライトンでエガオヲミセテの全妹、Cherubim(ケルビム)が距離およそ10ハロンのメイドンに登場した。中7日での出走である。昨年6月にデビューし(3着)、2戦目で後のオークス3着馬Punctiliousの2着と好走、勝ち上がりは時間の問題と思われたCherubimであったが、年明けて以後の成績は5着、5着、と成長力に疑問を残す結果に終わっていた。しかしながら今回、5戦目にしてようやく初勝利を飾ったわけである。2着に1馬身半の差をつける快勝で、このところ不調だったローダー調教師にとってもしばらくぶりの勝利だったようだ。