KTF(旧)

オーストラリア生まれの Keep The Faith (※引退)など、海外で走るサンデーサイレンス産駒の情報を記録していました。

Godolphinの2歳馬始動

ゴドルフィン所属の2歳牡馬で、日本産サンデーサイレンス産駒のSun Kissedが7月24日にイギリスで行われる2つの競走に登録している。登録したレースには必ずしも出走するというわけではないが、ともかくデビューの日は近そうである。
Sun Kissedの母フライングキッスの兄弟には、BCスプリントの勝ち馬Lit de Justiceや、英G1レーシングポストトロフィーを勝ったコマンダーコリンズ、SS産駒の種牡馬Any Given Sunday*1の母タマリなどがおり、ほか近親には日本の神戸新聞杯を勝って種牡馬入りしたフサイチソニックがいる。
またフライングキッスは2003年にイギリスで再びサンデーサイレンス産駒(牝)を出産している(おそらくはマクトゥームファミリーの所有として走ることになるのだろう)。
Sun Kissedは8月18日のG2ジムクラックSにも登録しており、陣営も2歳戦から十分に動けると考えているのであろうことがうががえる。ゴドルフィンの所有するSS産駒の2歳馬3頭*2の中ではもっとも仕上がりが早いようで、幸先のよいスタートを切れるか注目である。

*1:1999年にオーストラリアで生まれ、不出走ながら2003年に当地で種牡馬入りした。しかし現在は供用されていないようだ。死亡してしまったのだろうか?

*2:Sun Kissed、Silent Jo(母ジョーノウズ、セレクトセール2002出身)、Sunday Symphony(母ダレリー、英国産。半兄Made in Japanは障害G1馬)の3頭(いずれも牡馬)