ゴドルフィン勢に動きあり

まずSunday Symphonyが11日のレスターで出走する予定。デビュー3戦目で初めてデットーリが乗ります。また、距離は10ハロンということで勝てば来季に向けて視界が大きく開けることでしょう。
そのほかの2歳、Silent JoとSun Kissedも近いうちに出走する可能性がありそうです。

14日ニューマーケットのリステッドにSundropが登録しています。もしこのレースが復帰戦になるのだとしたら、シーズンの終盤にさしかかったこの時期にリステッドを使う意図はどこにあるのでしょうか。来年も現役を続ける予定で、とりあえず今季中に1戦だけして様子を見るつもりなのか、あるいはここをひと叩きして、もっと格の高いレース（イギリス国外の可能性もあり）を狙うつもりなのか。もし後者ならば、（現実味のある話かどうかはともかく、）JRAがエリザベス女王杯にでも招待してくれないかと夢想しているのですが。

アメリカでは、9日にホーソーンで”元”ゴドルフィンのSnap Judgementがダート8.5ハロンのメイドンに出走しました。行き足がつかないようで道中はずっと最後方を進み、直線でどうにか追い込んだものの、勝ち馬から10馬身近くの差をつけられての3着。3着といっても5頭立てのレースだったので好走と言ってよいかは疑問ですが、とりあえず完走はできたし、まだ良化する余地はかなり残されていると思うので、長い目で見ていきたいものです。