KTF(旧)

オーストラリア生まれの Keep The Faith (※引退)など、海外で走るサンデーサイレンス産駒の情報を記録していました。

DarleyがSS産駒を逆輸入

日本軽種馬登録協会のデータベースによれば、2001年のセレクトセールで売却されて海外に輸出されていたCherubim (JPN) と Sculptress (JPN) の2頭が、繁殖牝馬として昨年11月に日本に戻ってきているようです。
輸入にともなってか正式なカナ馬名がつけられているのですが、それが「チェルビム」と「スカルプトレス」・・・。ちょっと違和感が。「ケルビム」「スカルプトリス」と読むほうが自然に思えるんですけどね。

チェルビムはイギリスで1勝止まり、スカルプトレスはおそらく未出走。競走馬として活躍はできませんでしたが、どちらも日本ではおなじみの血統で近親には活躍馬があふれています。産駒が日本で走ることになれば、きっと注目を集めるに違いありません。

こちらのブログさんによれば、ダーレー・ジャパン競馬ブックに載せている広告にチェルビムのことが書いてあったそうです。Dubai Destinationの持ち込みなんて何だかわくわくします。


さてここからが本題。軽種馬登録協会のデータベースをもう少しだけいじってたら、なんと海外生まれのSSラストクロップである「Ejlaalの2003(牡)」と「Sha Thaの2003(牝)」が日本に輸入されていることがわかりました。2頭はDark Dawn、Triple Pirouetteという馬名で今年の英ダービーにも登録があり、これまではイギリスで調教されていたものと思われます。
2002年生まれのストックブローカー (IRE) と同じパターンで、ダーレー・ジャパンがヨーロッパから逆輸入して南関東でデビューさせるつもりなんじゃないかと推測されます。ちょっと残念と言うべきか、それはそれで面白いと言うべきか・・・。ストックブローカーは成績不振でダーレーから放逐されてしまいましたけど、今度の2頭はどういう足跡をたどることになるのでしょうか。